著者名:
古沢優 | |
料金の安さに釣られて、丸走自動車教習所にやって来た星野。何とオープン以来6人目の生徒だという。ヤバイと思った時はもう遅く、マドンナ教官の夏生に惑わされて入会。いきなり69号車に乗せられた。教官は現役暴走族の石神。教習車もバリバリにチューンナップしてある。教習途中で仲間が喧嘩しているとの報が入ると、石神は星野に運転させて現場へ向かった。車酔い体質で50分経つとゲロを吐いてしまう石神は、駆けつけたのがリミット。喧嘩相手をゲロまみれにして追っ払う。怪我の功名で星野は運転に自信がつき、免許を獲得。いいのか、これで…?喧嘩は強いし、運転テクも抜群。人望もあるのに車酔いのせいで族の頭になれなかった男・石神の奮戦記。「愛と感動のみきわめ印」以下「族あがり花の教官九人衆」「暴走教官」「一本橋の恐怖」「嵐の鎮魂歌」(前・中・後編)「注射?禁止」を収録。
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