レジャー産業の大企業・神室興産の一人娘美月は、父親から年に五十回に渡るお見合い話にうんざり。記念すべき百回目のお見合いで出逢ったのは美月の嫌いな“眼鏡をかけた秀才タイプ”……だと思ったのに。眼鏡を外して見えた彼の素顔はイケメン紳士。美月は思いがけず心を奪われる。ところが、彼の本性は父親に雇われた何でも屋の探偵。更に紳士どころか二重人格で百八十度正反対の俺様タイプだった。百回目のお見合いで出逢ったのは……運命の恋？