世紀の大魔術師アルフレッド・ロイゼンパークの孫、速見麻林。修行が嫌いで白魔術の修行をさぼってばかりいる彼だが、潜在能力ははかりしれないものを持っている。身にふりかかる、いくつかのミステリアスな事件を解決してゆくうちに、秘めていた白魔術の能力を開花させていくことに――。やがて、その麻林の能力をめざわりに思う存在に狙われ続けることになったのだが…。