幼い頃に両親を亡くした和樹・美樹・直樹の3兄弟は、従兄弟の匠と薫の家に引き取られることになった。ずっと本当の兄弟のように育った5人だったが、いつしか直樹は、一番上の兄・匠に恋をし、その想いを打ち明ける。匠もまた、家族としてではなく、一人の男として直樹を愛しているのだが、直樹の幸せを思うあまり、その想いを拒絶してしまうのだった……。