ジュエリーショップ勤務の雨宮は、偶然、客としてやって来た木登と再会した。2人は高校時代の同級生。そして、木登は雨宮の片思いの相手だった。結婚間近で幸せそうな木登と昔の思いを蘇らせる雨宮。それからも2人は度々会うことになったのだが……。自分がはめることのない婚約指輪。交錯する思い。切なくほろ苦い珠玉のラブストーリー。