家なし、お金なし、おまけに職まで無くした千花は、友人と待ち合わせていた店で偶然元同僚の松平のヒミツを聞いてしまう。その事を話さない代わりに、松平の家に居候する事になった千花。近寄りがたいと思っていたけど、一緒に生活するうちに見た事なかった彼の素顔にドキッとしてしまって…。ただの居候だし、あの“ヒミツ”があるから、この恋に望みはないって分かってる。だけど優しくされるたびに、好きになっていく気持ちは止められなくて――…。