著者名:
ナツミチハル | |
蛇塚龍人は蛇専門ペットショップ「Snake hunter」のオーナー。いつもニシキヘビを枕に寝ている変わり者だ。弟の海生は明るく調子の良い性格で、いつも龍人の店に入り浸っている。だが、この2人には裏の顔があった。今日、店を訪れた女子高生に纏わりついている小蛇…それを見た途端龍人の裏の顔が作動する。「除霊の時間だ」そう、龍人は蛇霊専門の除霊師、蛇除霊師だったのだ。蛇は怨念や情念を持った人間、特に「女」に憑く。そして憑いた女との利害が一致すると、宿主の女の体が続く限り、霊力で様々な事件を引き起こす。龍人は、そんな蛇霊に取り憑かれた女の体からありとあらゆる舌技や指技で蛇を追い出すのだ。
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