「あーくん見てるとなんか…おいしそうやな」金狐(きんこ)は、行方不明になった弟の銀狐(ぎんこ)を求め、寂しさのあまり現世(うつしよ)へ出かける。お祭りの夜、美しく舞う少年・敦(あつし)と出会い、少年の純真さに惹かれていく金狐。やがて、よからぬ感情が芽生えてしまう…。