贅沢な装飾が禁止された戦時中、疎開先で母が倒れ、母の為に結婚した娘。しかしその夫も戦死してしまい、それでも彼女はいつか思う存分着飾れる時代が来るのを信じて苦難に耐える。そして彼女は今現在も着物の好きだった母の為に着続ける。