小説家の梶本には行きつけの喫茶店がある。そこで働く少し無愛想な男・筒井はどうやら梶本に気があるらしい。梶本にとって、恋愛とは小説のネタのためでしかなかったが、筒井と交わす言葉の心地よさに本当の恋を感じつつあって…。無愛想だけどまっすぐな喫茶店員×お色気小説家の、不器用につづられる恋物語。