極道・銅座輝樹の妻、緋美子のもとに突如現れた美貌の青年・巫木は、邪馬台国からの使者だった…! 巫木はいくつもの時代を彷徨い、自分の姉…邪馬台国の女王である卑弥呼を捜し求める。彼が真実の卑弥呼と巡り会ったとき、止まっていた伝説の歯車が再び動き出す…。禁忌の愛と滅亡の美学を壮大なスケールで描く、史上空前の歴史ロマン。