空想の建築史
作品紹介: 歴史とは常に更新してゆくべきものである──。建築学の原点に立ち返り、古代ギリシア以来の〈部分と全体〉概念の再検討からはじまる、デジタルアーカイブの時代のための新しい建築史への探求の旅。アリストテレス、ウィトルウィウス、ラスキンらの建築論を問い直し、ゼンパーやヴィオレ=ル=デュクが導いた近代的建築史学を疑う。ザハ・ハディドの新国立競技場問題、原広司の問い、伊東豊雄の作品の意味までを取り上げながら、建築史学はいま、いかなる未来を描くのか?刺激的で根源的な問いを大胆に論じ、真に現代的な建築史を希求する畢生の一冊。古代から現代まで、建築的想像力の定点を駆け巡る──平田晃久もっと歴史を使え、と創造的な建築論にむけて背中を押してくれる一冊──藤村龍至 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |