首くくりの峠
作品紹介: 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「首くくりの峠」峠越えの一本道をあたふたと急ぐ佐吉が、崖っぷちの樹の枝にぶら下がる若い女の哀れな姿を見た。なんと、自分が手にかけたおさわだった――。やっと枝から下ろして地に横たえると、通りかかった山男がいきなりそのおさわの死体に抱きついた。佐吉は、山男を斬り、死体を窪地に埋めた。その後、必死に追っ手を逃れる佐吉は、いくつもの摩訶不思議な出来事に遭遇する。そして――。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
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