作品紹介:
平安前期の天皇。遷都から40年、唐風文化が成熟して安定期を迎えつつあった時代に即位。華美を好む反面、幼少より病弱で医薬に傾倒し、周囲の反対を押し切り劇薬を服用することもあった。父嵯峨太上天皇の死後に起きた承和の変では、淳和系皇統を排除し、自身の子を皇太子につけ皇統を独占。のちに聖主と仰がれることになる天皇の生涯を描く。
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