天智天皇
作品紹介: 中大兄皇子の名と「大化の改新」で知られる古代の天皇。孝徳天皇主導の下、乙巳(いっし)の変で蘇我本宗家を滅ぼす。白村江(はくそんこう)の戦で大敗後は、すぐに即位せず称制の形で防衛対策を推進。近江大津宮に遷都して即位し、初の全国的戸籍「庚午年籍(こうごねんじゃく)」を作成するなど、中央集権体制の確立をめざした。通説を覆し、その生涯を通して激動する七世紀の東アジアを描く。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
「白村江」以後 国家危機と東アジア外交 |