ツケが時効になっていた[飲食業経理の失敗事例]
作品紹介: 失敗は成功のもと! でも本当に失敗すると大変!? そこで各界の専門家、しかも一流のプロフェッショナルが「よくある失敗事例」から正しい実務知識を解説。逆転のケーススタディで実務が身につく失敗から学ぶ実務講座シリーズ!新規開店、新装リニューアル、新メニュー開発…。時として失敗を恐れぬチャレンジが必要な飲食店経営。でも、だからこそ、「経理」で失敗してはいけません。本書はあらかじめ「飲食業経理の失敗」から貴店を守る電子書籍です。>>>>>バーを経営しているAと申します。当店は基本的に現金またはクレジットカードで飲食代をお支払いいただくことにしておりますが、一部のお客様については、いわゆる「ツケ(売掛金)」も認めておりました。 今年に入り、売掛金扱いにしていたお客様のうち、ある1社(X社)の業績がかなり悪化した、という話を聞きました。実はそのお客様は、1年半前からのツケがずっとお支払いいただけない状態が続いておりました。 ただ、これまで毎月請求書をお送りしておりましたし、売掛金の時効は2年、という話も聞いておりましたので、あと半年のうちに何かできないか、と考えているうちに決算を迎えました。 顧問税理士から売掛金について質問があったため、X社の話をしたところ、「X社への売掛金の一部はすでに時効を迎えていますね」と指摘されました。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
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