傷心おひとり様旅行の夜更け
作品紹介: 売れないケータイ作家である私は、2ヵ月に1本、無名のサイトに小説を書き、出会い系サイトのさくらのアルバイトをしながら生計をたてている。行きつけの花屋のおばちゃんについ見栄を張り、売れっ子作家であるかのように振舞った私だが、実は唯一の小説仕事も失ってしまった。傷心の私はひとり京都へ。夜の京都駅に到着した私の前を、長身長髪のイノセンスな雰囲気の男の子が横切った。泊まるところも決めていない私は、ふらふらと彼のあとをつけた。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
忘れられないアバンチュール | あなたの指で慰めて |