作品紹介：

「ねえ、雅彦。あたしもうたまらない。入れてよ、早く……」。そうやすやすと入れてやるものか。美しい稜子の手足を、丹念に愛撫する、それが「手足フェチ」雅彦が望むセックスだ。老舗和菓子屋の若旦那である雅彦が稜子を愛人にしているのは、完璧な四肢の虜であるからだ。ところが段々と雅彦の金回りが悪くなり始めた。稜子は雅彦を変態呼ばわりして、貴明というリッチな男とつきあいだした。そしてとうとう、ベッドにいる雅彦を置いて、彼のマンションへ行くそぶりを見せたのだった……。

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