萩原編集長の山塾2 登山力
作品紹介: 山登りのテクニックには「これが絶対に正しい」というものがあるようでいて、じつはない。山道の歩き方やトレッキングポールの使い方ひとつをとっても、人によって教え方に微妙な違いがある。どれが正解でどれが不正解という問題ではないが、登山者にとってはそれらの中から自分の体力や経験に見合った理想的なテクニックを選んで身につけることが重要なのだ。本書では、NHK BSのテレビ番組「にっぽん百名山」で長年、登山技術の解説を続けてきた筆者が、50年の登山歴のなかで得た知見をもとに、多種多様な登山技術を詳しく解説。山に登るために必要とされる力を7つに分けて紹介する。登山計画の立て方のポイントや、疲れない歩き方といった基本技術、知っておくと便利な登山用具の使い方、知っておいてほしい山の博物学的知識などを一挙公開。山の初心者はもちろんのこと、すべての登山者がもっと安全に、そしてもっと快適に山に登るための詳しい情報が詰め込まれた登山入門書の決定版。■内容<第1章 計画力―山を安全に、楽しく登るために重要な計画立案のポイント> 季節の山ごとの楽しみ方、百名山の登り方、二百名山に登る、三百名山に登る、日本百高山に登る、都道府県最高峰に登る、ふるさと富士に登る、花の名峰に登る、山で1泊のススメ、時間差登山のススメ、雪山登山のススメ、沢登りのススメ、山スキーのススメ、アルパインクライミングのススメ、海外トレッキングのススメ <第2章 歩行力―安全に、バテずに歩く力を身につける> 登る基本、歩くスピードと休憩テクニック、トレッキングポールの使い方、登山道の下り方、山道で転ばないために、岩稜の歩き方、雨の日の歩き方、高所での歩き方、沢の歩き方、雪山の歩き方(コラム)もしもバテてしまったら<第3章 装備力―必要な装備を目的に応じて使いこなす> 登山靴、バックパック、レインウエア、ヘッドランプ、グローブ、保温着、ツエルト、モバイルバッテリー、他<第4章 生活力―山で食べる、山に泊まる力> 自然のなかで生きるために必要な衣食住<第5章 危機対応力―遭難しないために、遭難しても生き延びる力> 計画遭難を避ける、態様別遭難事例と対処法、季節ごとの遭難パターン<第6章 岳識力―山を深く知り楽しみを倍化させる力> 日本の山の基礎知識、知っておきたい山の花、出合ってみたい山の動物たち、秋を彩る紅葉の木々、登る前に読んでおきたい山の名著<第7章 感動力―五感で感じる山の魅力> 眼=視覚、耳=聴覚、鼻=嗅覚、舌=味覚、身=触覚 それぞれの感覚で味わう山の魅力とは ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
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