ビジネス大学30分 ファシリテーション
作品紹介: 本格的なビジネス理論をセミナー形式で学ぶシリーズ。第一弾はファシリテーション。●はじめにより 会議が横道にそれ、決めるべきことが決められないまま時間切れということは、どこの会社でもあるだろう。「終了予定時期はとっくに過ぎているのに、いつ終わるのかさっぱりわからない」「道半ばにして取り組み自体が中止になってしまった」「当初の目的とかけ離れた、骨抜きの結論しかまとまらなかった」事前に綿密な検討を行い、利害関係者の調整に腐心したにもかかわらず、このような結末を迎えた経験も、一度や二度はあるはずだ。最近「ファシリテーション」が注目されている。ファシリテーションとは、「会議のプロセスをマネジメントすることで、スピーディな合意形成を図り、質の高いアウトプットを出すこと」と定義される。日本において「ファシリテーション」として注目されるようになったのは最近のことだが、考え方そのものは昔からあり、実際にファシリテーター(ファシリテーションを行う人)的な行動をとる人材が組織内で活躍してきた。「この人がいれば、新しいアイデアがどんどん出る、議論がまとまる、検討が先に進む……」どんな組織にもこういう人がいるはずだ。みんなの話をうまく整理し、会議の方向づけを行って結論にもっていくまとめ役が、つまりはファシリテーターである。【目次】●まえがき●第1章 段取りの技術(1) ファシリテーションとは何か(2) 会議のプロセス(3) 会議の目的設定(4) アジェンダ(5) 作業計画表(6) 課題管理表(7) 資料作成(8) 議事録●第2章 仕切りの技術(1) 仕切りの技術とは何か(2) ゴールの設定(3) 役割分担の確認(4) 交通整理(5) 演説への対処法(6) 非難への対処法(7) 沈黙への対処法(8) 効果的な質問●第3章 議論の技術(1) 議論の技術とは何か(2) 議論の可視化(3) 可視化の効果(4) ブレインストーミング(5) 論点マップ(6) ホワイトボードの活用(7) 事実を明らかにする(8) 会議のクロージング ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |