名無しのアナタに恋をしました。 【連載版】(3)
作品紹介: 高校生の浦井みなとは、友人に連れられ、ヤバいモノが出るという噂の廃ビルを訪れる。おそるおそる屋上まで行くと、そこにいたのは幽霊――ではなく、はだけた服にブランドもののアクセサリーを身につけている男がタバコをふかしながら笑っていた。社会のどこにも属していない彼には家も名前もないらしい。そんな名無しの彼を、みなとは“なな”と呼んだ。名付けられたことを嬉しそうにしてキスをしてくる掴みどころのない“なな”に、みなとは心を持っていかれて――。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
5分後に孵るのを待ってる |