とつくにの少女(2)
作品紹介: これは、絵本。これは、童話。これは、詩集。化物と少女、交わらぬはずだったふたりの数奇で美しい物語。 絶対に、触れられてはならぬはずだった――。シーヴァの頬に触れたのは、「せんせ」以外の黒く冷たい手。呪いをうけ、外の者になってしまうという行為にか弱い少女は戸惑い、「せんせ」は慄然とするが……。静かな混乱の中で、彼女に触れた外の者が呟く言葉『お母さん』が意味するものとは……。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
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