冬の龍
作品紹介: 小六の男の子シゲルはわけあって下宿屋に一人暮らし。ある日現れた「ケヤキの化身」を名のる男が、「大晦日までに、かつて失われた雷の玉を探し出して龍に返さないと、大変な災いが起きる」と告げる。親友二人もまじえて始まった探索は、土地の伝承や古い説話を引き寄せ、いろいろな不思議もふりかかる。玉はいっこうに見つからずタイムリミットは迫る……。スリリングな展開の中に、少年の多感な心とささやかな成長を描き出す。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |