天下御免の無敵剣 関白の道中手形
作品紹介: 従四位下の官位を有する六條頼母──。内裏雛にも例えられる美貌の剣士は、都の尼寺で育った公達の子で、菊の紋所入りの羽織を纏う姿を目にした者は、帝の落し胤ではないかと噂し合った。その頼母に、帝から命が下る。朝廷に謀反の意なきこと示すため、江戸へ下って徳川に仕えよ、との仰せを授かり、銘刀・粟田口吉光を下賜されたのであった。小石川伝通院の寺侍として半年過ごしたある日、関白・鷹司政通より道中手形が届く。表には“諸国通行勝手たるべし”の文字に菊の紋、裏には葵の紋の焼き付け。まさに天下無双の手形であった。いずこへも立ち入りを許される道中で、とある大名家の不正をただす、という使命を果たさんと、頼母は無敵の細太刀を振り下ろす!好評シリーズ、第二弾!! ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
町人若殿 左近司多聞 | 若旦那伊三郎 | 出世若殿 田河意周 |