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2024/02/21
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近いはずの人
著者名:小野寺 史宜
権利元:講談社
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作品紹介:

2019年本屋大賞2位『ひと』で話題の著者が贈る、死に別れた妻の本当の姿を探す物語。突然、交通事故で妻が死んだ。わずかな繋がりを求め、妻の携帯電話のロックを解こうと「0000」から打ち込みはじめる俊英。しかし、ついに解いて目にしたのは、事故当日に妻と“8”という男が交わしたメールだった。<19時前に着けると思います。待っててね、エミリン><エミリンは待ってます。お茶でも飲んで待ってます>”8”とは誰か? 妻とはどういう関係だったのだろうか。妻の姉や友人に会い、彼女の足跡を辿るうち、怒りや哀しみとは別の感情が頭をもたげ――。残された夫は再起できるのか。感動が胸を満たす物語。313ページのたったひと言に、あなたはきっと涙する。



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