幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary
作品紹介: ふいに襲う殺人の幻視。幻視者は「友」を止められるのか?――恐怖と正義、友情の間で揺れる主人公の葛藤。『記憶屋』の織守きょうやが描く、人間の闇を炙り出した渾身のサスペンス・ミステリ!ある特殊能力のせいで、他人に関わらないように生きてきた久守一は、偶然、その力で美大生の佐伯が巷を騒がせる連続殺人犯だと知ってしまう。社交的で人当たりもよく、とても殺人犯には見えない佐伯は、捜査線上に浮かんですらいない。柄でもないと思いながらも、自分や後輩の身を守るため、犯行の証拠を探す久守。しかし、友達のふりをしているうち、佐伯に対して本当の友情を感じ始めてしまう――。青依青・装画 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
病気と治療の文化人類学 | 黒野葉月は鳥籠で眠らない | 辻宮朔の心裏と真理 |