まだ生きている 我が老後6
作品紹介: 「愛子女史って、ホント、素朴な人なんですねぇ……純情っていうのかな?」と青年ーいや若造はいった。「ほとんど、カワイイといつてもいいほどで」私は黙った。ああ、と長歎息する思いだった。この私がカワイイ?こんな若造にそういわれる日がくるとは!2024年映画公開の『九十歳。何がめでたい』に連なる、痛快抱腹老後エッセイシリーズ第5弾。※この電子書籍は2009年9月に文藝春秋より刊行された文庫版を底本としています。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
花影の花 大石内蔵助の妻 | 秋色 | 風の行方 |