会長 島耕作(12)
作品紹介: 日本を代表する電機メーカー・テコットの会長となった島耕作は、電機業界のみならず、素粒子物理学の世界にも目を向ける。この分野で数多くのノーベル賞受賞者を輩出してきた日本には、最先端の巨大加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の建設を誘致する動きがあった。島が聞くところによると、その実験装置によって、宇宙担当の謎、新しい粒子の存在、なぜ生命体や物質が存在するのかがわかるという。誘致先は岩手県。誘致が決定すれば、その地に国際的な研究者とその家族、関係する業者が集う一つの街ができる。問題は予算、コンセンサス、他分野の学者たちの理解を得られるか。うまくいかなければ、中国に建設地が流れるかもしれない――日本の未来のため、島が動き出す。シリーズ36周年を迎え、今も愛される国民的サラリーマン・サーガの最新刊は「理系」です! ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
ヤング 島耕作 主任編 | 社長 島耕作 | 取締役 島耕作 |