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2024/02/21
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人間動物関係論

著者名: 松木洋一
作品詳細

本書の「動物」とは人間が生活と生産を維持するために関係し利用する対象であるが,21世紀になって西欧およびアジア日本において,動物を「感受性のある生命存在」として認識する活動が強まっており,いわば「生命共生主義」という新たな動物観が形成されつつある。人間動物関係論では,すべての生命の循環である自然生態系のなかで相互に依存している関係を考えるとともに,人類社会の進展によるその関係性の変化を動物種別に取り上げており,それとともに形成されてきた自然観・動物観を考察している。本書では動物について広く学ぼうとする学生向け一般教養科目書であるばかりでなく,一般読者にとっても身近な専門書としても活用されるように,従来の畜産学,獣医学,医学などと農業経済学,社会学,心理学,文化人類学などとの領域にまたがる学際的な豊富な内容となっている。

出版社:養賢堂
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