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2024/02/21
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「助けて」と言える社会へ

著者名: 大沢真知子
作品詳細

本書は、長年、非正規・ワーキングプア・ワークライフバランスなど、特に女性キャリア研究に打ち込んできた著者がさまざまな現場取材や研究プロジェクトで明らかになった問題と提言をまとめた野心作です。コロナ禍でより顕在化した性暴力、男女不平等社会の実態性暴力被害者の実態を社会に伝え、性暴力が生じるメカニズムを解明するとともに、性暴力のない社会を目指ために、私たち一人ひとりがどう取り組んでいくべきか……。セクシャル・ハラスメントや性暴力問題に関心があったり、深刻な悩みを抱えている全ての人たちに強くお勧めします。【目次】はじめに第1章 追い込まれる女性たち1 女性を直撃したコロナ渦−DVとその実態2 ドメスティックバイオレンス(DV)とは何か3 コロナ下で増加するDV相談と「DV相談プラス」4 DV被害者の支援第2章 性暴力被害者支援のために1 「性暴力救援センター 日赤なごやなごみ」の設立2 長江美代子さんのお話3 片岡笑美子さんのお話4 なごみの活動からわかったこと5 女性のための女性による相談会6 共依存という問題第3章 三万八三八三件の被害者から見えてきた性暴力の実態1 性暴力とは何か2 ある性被害者の証言3 アンケート調査の結果から見えてきたこと4 刑法の改正と今後5 強姦神話と不十分な被害者への支援6 声を上げた被害者たちによって変化が始まっている第4章 職場における性暴力1 セクシャル・ハラスメントの規制2 増える就活セクハラ3 実態調査の結果から見えてきたこと4 NHKのアンケート調査の結果から見えたこと5 男性の被害者の経験から見えてくるもの6 セクハラは男性問題第5章 男女不平等社会とDV・性暴力1 平成は失われた時代だったのか2 コロナ渦が浮き彫りにした男女不平等社会日本3 性被害による社会的・経済的損失4 幼少期の被害がその後に与える深刻な影響5 「助けて」と言える社会へあとがき参考文献付録 相談先一覧

出版社:西日本出版社
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