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2024/02/21
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連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

著者名: 鳴沢 真也
作品詳細

夜空に輝く星の半分は「連星」であるという事実は、不思議とあまり知られていない。連星とは、2つ、あるいはそれ以上の星が、お互いに回りあっている星である。1個にしか見えない星の、少なくとも半分は連星なのだ。じつは北極星も、3つの星が回りあっている「3重連星」だ。有名なあの星座のあの星は、4つの星が回りあう「4重連星」だし、南天を代表するある星座には「5重連星」もある!いったい何重連星まであるのか? 宇宙はこれほど連星に満ち満ちていて、私たちの太陽が1つしかないことが寂しく思えるくらいだ。しかも連星は、じつは私たちが宇宙のことを知るためにも不可欠である。宇宙における人類の大発見――超新星爆発、ブラックホール、ダークエネルギー、重力波などは、すべて連星からもたらされた。もしも連星がなかったら、人類は宇宙のことをいまだにほとんど知らないままなのだ。だから「星とは連星のことである」と言っても、決して過言ではない。さあ今夜、連星研究の第一人者と一緒に、星空を見上げてみよう。主な内容第1章 あれも連星、これも連星第2章 連星はどのようにしてできたのか第3章 なぜ連星だとわかるのか第4章 連星が教える「星のプロフィール」第5章 「新しい星」は連星が生む幻か第6章 ブラックホールは連星が「発見」した第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」第9章 連星のユニークな素顔第10章 連星も惑星を持つのか第11章 連星は元素の合成工場だった第12章 もしも連星がなかったら 

出版社:講談社
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