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2024/02/21
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賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱

著者名: 小前亮
作品詳細

十七世紀半ば十四歳で親政を始めた清の第四代皇帝・康熙帝(玄ヨウ)は、勉強熱心で経書や史書に明るく、聖賢の道を究めることを理想としていた。この時期、清の南方には独立小国家ともいえる三つの藩があり、最大の実力者・呉三桂は明から清に寝返った将軍だった。「裏切った者は、また叛く」――康熙帝は、叛乱を覚悟しながらも熟慮を重ね、三藩の廃止を決定。それは「史上最高の名君」となるための重大な決意だった。

出版社:講談社
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