韓国では18歳人口の減少を背景に、日本に先んじて、大学の統廃合を含む「構造調整」が拡大し、大学現場の既存の価値や秩序を変えようとしている。教育と研究の道を失った教職員はこれからどのように生きるべきか、そして大学はどのように生き残るべきか。本書は、この問いに対する一つの答えとして、能動的に構造調整の時代を勝ち抜く大学の経営、教育、研究の道を提案する。今まさに同じような危機に直面する日本の大学関係者にとって必読の書。