「資本」論 ――取引する身体/取引される身体 | |
著:稲葉振一郎 | |
「私的所有」が制度化され、市場経済が発展し、資本主義の秩序が支配する世界は、それ以前の「自然」な状態… |
「赤毛のアン」ノート | |
高柳佐知子 | |
何度読んでも新鮮で、新しい発見がある「赤毛のアン」。アンを大好きな高柳さんが、アンの部屋の様子やグリ… |
「超」働き方改革 | |
太田肇 | |
かつて、個人が組織や集団と融合していることは、日本企業の強みとされた。しかし、工業社会から情報社会へ… |
「超」入門! 論理トレーニング | |
横山雅彦 | |
「伝えたいことを相手にうまく伝えられない……」とお嘆きの諸君! グローバル社会において日本人が備えな… |
「超」進学校 開成・灘の卒業生 ──その教育は仕事に活きるか | |
濱中淳子 | |
「受験の勝者が実力ある者とは限らない」「頭でっかちは打たれ弱い」あるいは「13歳からすでに選別ははじ… |
「身体を売る彼女たち」の事情 ──自立と依存の性風俗 | |
坂爪真吾 | |
なぜ彼女たちは、JKリフレやデリヘルで働くのだろうか? 風俗で働く女性のための生活・法律相談窓口「風… |
「逆張り」の研究 | |
綿野恵太 | |
新聞記者に「逆張り」認定された批評家が戸惑いつつも「逆張り」という現象を考える。「批評」ではなく「運… |
「野党」論 ──何のためにあるのか | |
吉田徹 | |
野党は無責任で党利党略ばかり──。そう感じる人も少なくないだろう。だが野党は、民主主義をよりよくする… |
「野性」の哲学 ――生きぬく力を取り戻す | |
著:町田宗鳳 | |
現代人は人工空間に生きている。身体感覚が極端に希薄な社会では、凶悪犯罪や自殺が日常化し、魂の拠りどこ… |
「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える | |
毛内拡 | |
「頭がいい」とは、IQや記憶力だけでなく、感覚や運動能力、アートと創造性、他者の気持ちがわかる能力な… |
「魂」の思想史 ──近代の異端者とともに | |
酒井健 | |
合理主義と功利主義を基調とする近代。ゴッホ、ニーチェ、ボードレールから岡本太郎、三島由紀夫まで――、… |
『往生要集』入門 ――人間の悲惨と絶望を超える道 | |
阿満利麿 | |
「地獄」と「極楽」を描き出した『往生要集』は、現代の宇宙論の常識をはるかに超えた無限の時空間において… |
『新約聖書』の「たとえ」を解く | |
著:加藤隆 | |
『新約聖書』の中で、イエスはさまざまな「たとえ」を通して、人々に働きかける。しかし、なぜ「たとえ」を… |
『歎異抄』講義 | |
阿満利麿 | |
『歎異抄』は親鸞の弟子・唯円が、親鸞の死後、師の教えとは異なる解釈が弟子たちの間から出てきたことを歎… |
『洋酒天国』とその時代 | |
小玉武 | |
開高健、山口瞳、柳原良平……異彩を放った社員たちが創った寿屋(サントリー)PR誌『洋酒天国』。自らも… |
『論語』がわかれば日本がわかる | |
守屋淳 | |
理不尽な上下関係や努力信仰が幅をきかせ、抑圧的な組織の論理がまかり通る日本社会──。われわれの多くに… |
【シリーズ】ケアを考える | |
伊藤周平 | |
本当に自分が老後に年金をもらえるのか。親に介護が必要になったら、行政は何をしてくれるのか。重い病気に… |
【学芸】歴史 | |
トゥキュディデス/小西晴雄 | |
紀元前5世紀の古代地中海世界。スパルタ陣営との大激戦、ペロポネソス戦争で疲弊したアテナイでは屍が累々… |
【期間限定価格】小説 浅草案内 | |
半村良 | |
粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者……、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、… |
あいだ | |
木村敏 | |
自己が生命の根拠に支えられて世界と出会う行為的原理である「あいだ」。その構造を、ゲシュタルトクライス… |