吉村昭の平家物語 | |
吉村昭 | |
ほろびゆく者、その運命の哀れさを克明に描き出した古典の傑作を、吉村昭が、わかりやすく臨場感に満ちた見… |
太平記 | |
作者未詳(著)/亀田俊和(訳) | |
正中の変、元弘の変を経て鎌倉幕府はついに滅亡するが、後醍醐天皇による建武の新政も世の混乱を収めきれず… |
奈良絵本・絵巻 | |
石川透 著 | |
室町末から近世前期にかけて制作された一品物の手書き絵本「奈良絵本・絵巻」。その重要さ、豊饒さをわかり… |
妖櫻記 | |
皆川博子 | |
時は室町。嘉吉の乱を発端に、南朝皇統の少年、赤松家の姫、活傀儡に異形ら、死者生者が入り乱れ織り成す傑… |
妖櫻記 上下合本版 | |
皆川博子 | |
時は動乱と呪法邪法に満ちた室町時代。赤松満祐が将軍義教を暗殺して挙兵し、満祐の側室野分がもう一人の側… |
宇治拾遺物語 全訳注 合本版 | |
高橋 貢/増古 和子 | |
鎌倉時代前期に成立した代表的説話集の一つ。人の耳目をひく話を集める。都の巷から鄙の里、震旦・天竺まで… |
平安人の心で「源氏物語」を読む | |
山本淳子 | |
日本文学の最高傑作『源氏物語』。現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸し… |
平家物語 特製試し読み版 日本文学全集第9巻 | |
古川日出男 | |
現代語訳の決定版がついに登場。混迷極まる政治。相次ぐ災害。そして戦争へ――国が変わる、歴史が変わる。… |
後鳥羽院 第二版 | |
丸谷才一 | |
承久の変後、孤絶と憂悶の慰めを日々歌に託し、失意の後半生を隠岐に生きた後鳥羽院。同時代の歌人・藤原定… |
徒然草 | |
兼好/島内裕子 | |
後悔せずに生きるには、毎日をどう過ごせばよいか。「思索する読書人」兼好が自由な心で書き綴った珠玉の随… |
徒然草 世を厭い 人を恋う | |
兼好法師/稲畑耕一郎 | |
怒らない。驕らない。濁らない。『徒然草』の随所から力のあるフレーズ約150点を抽出。現代語訳とあわせ… |
新古今和歌集の新しい歌が見つかった! | |
鶴見大学日本文学会/久保木 秀夫/中川 博夫 | |
2012年、鶴見大学図書館に「古筆手鑑」一帖が収蔵され、その中から、『新古今和歌集』の歌としては、こ… |
新書で名著をモノにする 平家物語 | |
長山靖生 | |
もはや乱世を越え「末世」の様相を見せる現代社会は、幕末維新ではなく、平家物語の時代に似ている。朝令暮… |
新版 平家物語 | |
杉本圭三郎 | |
「おごれる人も久しからず」――権力を握った平清盛の専横は、平氏一門の運命を栄華の座から滅亡へと転回さ… |
方丈記 | |
鴨長明/蜂飼 耳(訳) | |
災厄の数々、生のはかなさ……。人間と、人間が暮らす建物を一つの軸として綴られた、日本中世を代表する随… |
日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史 | |
大塚ひかり(著) | |
本書は、性愛にまつわる内容に焦点を当てながら、古典文学の魅力に「裏口」から迫る文学入門。『古事記』『… |
日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史 | |
大塚ひかり(著) | |
本書は、性愛にまつわる内容に焦点を当てながら、古典文学の魅力に「裏口」から迫る文学入門。『古事記』『… |
日本昔噺の話 | |
大川純世 | |
むかし むかし あるところに……。このように始まる昔噺は、日本人である私たちにとってとても身近で、子… |
春日懐紙の書誌学 | |
田中 大士 著 | |
鎌倉時代の歌会の記録であり、裏面が万葉集の書写に利用された「春日懐紙」。現存の史料を綿密に調べ、利用… |
梁塵秘抄 | |
西郷 信綱/三浦 佑之 | |
遊女や巫女など、歌や舞いを生業として諸国をめぐり歩く女たちが歌い継いだ流行歌「今様」。後白河はそれら… |