没後100年。マタ・ハリ評伝の、古典的名著本邦初訳!世紀の冤罪か?放蕩な女スパイのレッテルを貼られながらも、気高く死んでいった女性の生涯を辿り、その真の姿に迫る本格評伝。裕福な家庭から没落、一転妖艶なダンサーとして活躍し有名になり、軍人や財界人などと多くの浮名を流した女性。第一次世界大戦時、各国の思惑が交錯する諜報の世界に巻き込まれ、スパイの嫌疑をかけられながら、最後まで自分らしく生き抜いた彼女は本当に有罪だったのか?