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2024/02/21
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合成生物学の衝撃

著者名: 須田桃子
作品詳細

二〇〇〇年代初頭、マサチューセッツ工科大学に集まった科学者たちは、生物学を工学化することを思いつく。コンピュータ上でDNAを設計し、その生物を実際につくってみるのだ。「合成生物学」と呼ばれるようになるその学問はビル・ゲイツをして「もっともホット」な分野と呼ばれるようになる。企業が血眼になり、軍の研究機関が莫大な予算を投じる。そうした中、孤高の天才科学者が二〇年かけてついに人工生命体を作ることに成功する。ヒトまでも人工的につくる時代が来るのだろうか?『捏造の科学者』で新たな科学ノンフィクションの地平を開いた著者が放つ大宅賞受賞後第一作!【目次】プロローグ わたしを離さないで第一章 生物学を「工学化」する第二章 人工生命体プロジェクトはこうして始まった第三章 究極の遺伝子編集技術、そして遺伝子ドライブ第四章 ある生物兵器開発者の回想第五章 国防総省の研究機関は、なぜ合成生物学に投資するのか?第六章 その研究機関、DARPAに足を踏み入れる第七章 科学者はなぜ軍部の金を使うのか?第八章 人造人間は電気羊の夢をみるか?第九章 そして人工生命体は誕生したエピローグ マダムはなぜ泣いたのか?あとがき主要参考文献 取材協力者

出版社:文藝春秋
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