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2024/02/21
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10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

作品詳細

これまでは甘えてきて天使のようだった子どもが、豹変する思春期。暴言を吐き、タバコや酒に手を出し、信じられないような衝動的なことをしてケガをしたりする。この10年、10代の脳の研究が大きく進み、その時期にはまだ脳はまったくできあがっていないとわかってきた。それが、思春期特有の数々の問題の大きな原因だったのだ。著者ジェンセン博士は、小児科医・脳科学者であり、自身もシングルマザーとしてふたりの男児を育て、思春期を乗り越えてきた。科学者と親の両方の立場から、10代の脳の新たな知識を伝え、それに基づいて思春期の育児に悩む親にアドバイスするために書かれたのが、本書だ。・脳は30歳ころまで完成しない・10代は脳が新しいことを覚える学習能力の黄金期・しかし感情を司る部分や、リスクを推し量り行動をコントロールする部分は未成熟・フル回転する脳を制御しきれないために、キレやすい、中毒になりやすい、がまんがきかない、といった特有の問題が起きるこうしたことを知った上で、具体的にどう子どもに接したらいいのかを、ジェンセン博士が真摯にアドバイスする。ひとりでも多くの悩める親に、ぜひ手に取ってほしい。日本版では、専門機関へ行くべき問題行動と、親が対処できる行動について、40年以上にわたり、毎年数千人の子どもを診てきた元慶應大学病院小児科の児童精神科医、渡辺久子先生が解説を特別寄稿する。

出版社:文藝春秋
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