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2024/02/21
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14歳(フォーティーン)16
著者名:楳図かずお
権利元:小学館
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作品紹介:

●あらすじ/チラノザウルス号の指令室のスクリーンに、先発した各国のロケットが木星の引力につかまっている姿が映しだされた。木星の衛星に衝突する直前、ロケットから各々小型ロケットが脱出。チラノザウルス号を発光させれば、その存在に気づいて小型ロケットがアメリカたちのもとへ向かってくるだろうが、暴徒と化した大人たちが乗っているかもしれない。小型ロケットを救出するか、否か…。アメリカと「もの」が物議を醸している最中、誤ってエリザベスが発光ボタンを押してしまうのだった(第七章17)。明かりに気づいたロケットが、次々にチラノザウルス号へと近づいてきた。「父上なら、きっと誰でも助けなさいと言うだろう」とアメリカは考え、すべてのロケットを助けたい、と「もの」に告げる。「もの」もその意見に賛成するが、恐ろしいのは、心のエネルギーで作動しているチラノザウルス号に“悪い心”が乗り込むことだという。そして、乗船している子供たち全員が怯えているため、チラノザウルス号の口(入り口)は開かないと考えていた。しかし、よほど口を開けたいと強く思っていた者がいたのか、チラノザウルス号は自動的に口を開け、ロケットを吸い込んでしまう(第七章18)。 ●本巻の特徴/アメリカたちより早く地球を脱出したロケットが、次々とチラノザウルス号に救出される。救出者のなかにはタロウやカトリーヌもいたが、やはり想像通り“悪い心”の持ち主も含まれていた。19からは、その“悪い心”の持ち主によって船内が子供たちが危機にさらされる様子が描かれる。



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