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2024/02/21
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志ん生一代

著者名: 結城昌治
作品詳細

名人・古今亭志ん生の若き日の彷徨を描く。15歳で家出し、20歳で三遊亭小円朝に弟子入りし、朝太の名をもらう。「一人前の噺家になるまでは家にはかえらねぇ……」。 落語への情熱は本物だったが、10代から覚えた「飲む、打つ、買う」の3道楽は止められない。師匠を怒らせ、仕事をしくじり、借金を重ねていく……。後の名人・古今亭志ん生の若き日の彷徨だった。 上巻では不世出の天才落語家・志ん生の若き日が、生き生きと描かれる。「ハードボイルド小説の先駆者」といわれた結城昌治の、また別の顔が垣間見られる力作長編。

出版社:小学館
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