やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

読書という荒野

著者名: 見城徹
作品詳細

出版界の革命児による圧倒的読書論がここに誕生!読書の量が人生を決める。本を貪り読んで、苦しい現実を切り拓け。苦しくなければ、読書じゃない。読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。そして深い思考こそが、その人の人生を決める唯一のバックボーンになるのだ。【秋元康 激賞!!】「見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って『読了』と悦に入っている輩など、足下にも及ばない。書を貪り喰ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。著者の内臓を喰らい、口から真っ赤な血を滴らせている」【目次】はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ第1章 血肉化した言葉を獲得せよ「自己検証・自己嫌悪・自己否定」は三種の神器ここではない「ほかの場所」を求めた本自分を恥じ、深く見つめることを余儀なくされる読書体験世界の矛盾や不正や差別に怒れ苦しいほうに身をよじり、自己検証能力を磨けほか第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ吉本隆明・あまりに切ない精神の劇自己嫌悪と自己否定が仕事への原動力となるヘミングウェイ・「勝者には何もやるな」編集者の武器は「言葉」だけだ努力は圧倒的になって初めて意味がある実践しなければ読書じゃないほか第3章 極端になれ!ミドルは何も生み出さない五木寛之・「差別構造」を創造力の産物として描き出す作家石原慎太郎・個体の快楽と掟大江健三郎・妄想と現実の交換ほか第4章 編集者という病い村上龍・虚無と官能林真理子・過剰と欠落村上春樹・生き方を犯すほどの才能百田直樹・驚異的なオールラウンドプレーヤー東野圭吾・見事なまでに人間を描く完璧なミステリー宮部みゆき・『火車』の哀切なラスト北方謙三・読者を慟哭させ、魂を揺さぶる坂本龍一・残酷と悲惨に血塗られた崇高で静謐な創造尾崎豊・自己救済としての表現ほか第4章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る『深夜特急』・人生からの脱獄今でも強く脳裏にこびりつく五木寛之との旅村上龍との放蕩他者への想像力は恋愛で養え困難は読書でしか突破できないほか第5章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め死の瞬間にしか人生の答えは出ない絶望し切って死ぬために今を熱狂して生きろ三島由紀夫・自らの観念に殉じて死ぬ生き方現実の踏み絵を踏み抜かない理想に意味はない「夢」や「希望」など豚に食われろほかおわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ

出版社:幻冬舎
話で読む
巻で読む