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2024/02/21
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冗舌な死者 上

著者名: 矢月秀作
作品詳細

「監察医の仕事は、死者の最後の言い分を聞いて、ゆっくり眠らせてあげることだ」。室長、千葉圭一郎の言葉に感銘を受け、監察医になった栗山玲奈。東京都監察医務院中野分室の解剖台の上にある遺体は、彼女になにを語りかけるのか。本書では、新進気鋭のミステリ作家、矢月秀作の手による本格官能ミステリーの人気シリーズ全12本のうち、「肉戯の果て」「殺意の氾濫」「孤独の構図」「牝肉の誘惑」「凌辱鬼」「生ける屍の深淵」の6本を収録。目を背けたくなる惨い遺体から、玲奈はどんな真実を読み解くのだろうか。

出版社:マイカ
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