弁護士の濯(あろう)と圭太(けいた)は、記憶喪失の女性キィを、自分たちが開業する法律事務所で雇うことに。生きていれば毎日が晴ればかりじゃない。人生に悩む不器用な珍客たちを、不思議な魅力で明るく和ませるキィ。なにもかもが謎に包まれた彼女の悲しい過去とは・・・・・?!君の名前は?と再び聞くと・・・・・「キィ」、と、彼女は答えた。